医師監修: 院長 奥野 幸彦
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医師監修: 院長 奥野 幸彦

European Academy for IPT日本代表。1945年、兵庫県に生まれる。東京大学工学部卒業、地域医療の中核施設として、外科、内科、産婦人科を備える奥野病院を開設した。以後、無医村対策やがんの統合医療、ジェンダー医療などにも力を注ぐかたわら、世界の医療機関の研修や研究に参加し、新しい医療をめざしている。 詳細はこちら

出生前診断にはどんな種類がある?代表的な6つの検査を紹介

胎児に先天異常があるかどうかを調べる検査を、「出生前診断」や「出生前検査」といいます。(「出生前診断」の読み方は、「しゅっせいぜんしんだん」もしくは「しゅっしょうまえしんだん」です。) 出生前診断には、主に6つの方法があり、病院によってどの検査を実施しているかは違います。 そして、それぞれの方法に特徴があります。 「スクリーニング」は、幅広い妊婦さんに検査を行って、陽性の結果が出たらより詳しい検査 […]

高齢出産のリスクとは?知っておきたい高齢出産の実態とリスクを下げる方法

さまざまなリスクがあるといわれている高齢出産。 35歳以上で出産することを高齢出産に該当し、2016年の調査では生まれた赤ちゃんのうち、およそ30%が高齢出産に該当しています。 1980年代と比べると、80年代には第1子出産時の年齢は平均でおよそ26歳でしたが、2015年ではおよそ30歳と出産の高齢化は進んでいます。 この記事では、高齢出産には実際にリスクがあるのか、どのようなリスクがあるのか、ま […]

妊娠11週〜13週で実施できる出生前検査、コンバインド検査とは?

コンバインド(組み合わせ)検査とは妊娠11週0日〜13週6日のあいだに行われる、精密超音波検査(エコー)と母体血清マーカー検査をの2つを組み合わせて胎児に21トリソミー(ダウン症候群)や18トリソミー(エドワーズ症候群)の染色体疾患があるかどうかを調べる出生前検査です。 出生前検査のうちNIPTと同じく結果が出てもそれがそのまま確定診断にならない検査であり、結果によって絨毛検査や羊水検査を受けて確 […]

絨毛検査とは?検査方法と費用・羊水検査との違いについて解説

絨毛検査とは妊娠早期に行われる出生前診断のひとつです。 胎盤の一部である絨毛を経腹的・経膣的に採取して調べることで胎児の染色体異常や遺伝子疾患が見られるかどうかを診断します。 絨毛検査は確定診断のため、NIPTで陽性結果となったり、超音波検査で胎児に明らかな異常が見られたり、胎児に見られる特定の遺伝子疾患の診断を行ったりするときに検査が行われます。 今回はこの絨毛検査について解説していきましょう。 […]

羊水検査とは?検査時期や検査内容・費用について解説

羊水検査はすべての妊婦さんが受ける検査ではなく、必要な条件がそろった上で妊婦さんや夫・パートナーの希望によって実施されます。原則妊娠15週以降に妊婦さんのお腹の上から針を刺して子宮の中を満たしている羊水を採取します。 NIPTやクワトロテスト(母体血清マーカー検査)などで陽性の結果が出た場合に、より確定的な検査結果を求めるときに羊水検査を受けることがあります。しかし羊水検査は必ずしも受けなければな […]

妊婦検診での血液検査とは?検査内容と費用・注意点について解説

妊婦検診では、妊娠が順調に経過しているかを調べます。 妊娠がきっかけで健康状態が変化することがあり、胎児や母体のリスクになることもあるので、体調に問題ないと感じている場合でも検診が必要です。 妊婦検診には厚生労働省が決めている標準的な検診の流れがあり、医師の診察や超音波(エコー)検査のほかに、血液検査も行います。 このコラムでは、妊婦検診で受ける血液検査について、検査項目の意味や見方、費用を解説し […]

妊婦検診の頻度と検査内容、検査費用について解説

妊娠が確定すると、妊婦と赤ちゃんの状態を観察するために定期的に通院する機会が多くなります。 その中で妊婦検診の頻度や検査の内容や費用について疑問に思った方も多いのではないでしょうか? 検査の内容や費用は、通院する病院や居住地によっても異なってきます。この記事では妊婦検診の頻度や内容、1回の検診でかかる費用について解説していきます。 妊婦検診とは? 妊婦検診は、正式には妊婦健康診査と言います。妊娠成 […]

妊婦は予防接種は受けていいのか?妊娠中に受けてはいけない予防接種とは?

妊娠中はとくに、感染症の予防が重要です。 妊婦さんが感染症にかかると、流産のリスクや、胎児に障害が残るリスク、妊婦さん自身の症状が重症になってしまうリスクが高まります。 そのため感染症の予防のために、予防接種(ワクチンの接種)を受けることが推奨されています。 予防接種にはいろいろな種類があり、妊娠中に接種しても問題ないワクチンと、接種を控えるべきワクチンがあるので注意が必要です。 このコラムでは、 […]

血液検査のみで行う3種類の出生前診断について解説

近年女性の晩婚化に伴い出産年齢の高齢化が進んでいます。妊婦さんの年齢が上がると胎児の染色体に異常が多くなることも分かっており、そのために出生前診断を受ける妊婦さんが増えてきているのが現状です。 出生前診断と聞くとどんな検査をするのか、痛みや流産などのリスクがある検査なのかなど不安に思うこともありますよね。 実は出生前診断には血液検査だけで診断できるものもあり妊婦さんや胎児にリスクを与えることなく実 […]

【NIPT陽性が出たら?】NIPT結果の見方と陽性の解釈の仕方

NIPTは胎児の染色体の数の異常を検査する方法であり、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトー症候群)や他の常染色体、性染色体、さらに微小欠失症候群などを比較的高い精度で検出することが可能です。 結果は陰性・陽性・判定保留のいずれかで出ますが、気になるのが陽性や判定保留の結果が出た時に、結果をどう解釈すればいいのかということです。 今回はNIPTの […]

NIPTの検査はだれでも受けられる?条件はある?

NIPT(新型出生前診断)とは、子どもが生まれてくる前に「その子が特定の染色体疾患をもっているかどうか」を調べられる検査です。 いろいろな種類がある「出生前診断」のうちの、1つの方法がNIPT。 NIPTでわかる染色体疾患は、「ダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトー症候群(13トリソミー)」です。 このコラムでは、NIPTを受ける際の適応条件についてご紹介します […]

NIPTとはどのような検査なのか?検査方法や検査でわかることについて解説

NIPT(エヌアイピーティーまたはニプト)とは「non-invasive prenatal genetic testing」の略で、直訳すると「無侵襲的出生前遺伝学的検査」となります。 学術的には「母体血を用いた出生前遺伝学的検査」と呼ばれ、一般的には通称として「新型出生前診断(しんがたしゅっせいまえしんだん)」と呼ばれます。検査の精度が高いため、これまで行われてきた出生前診断と比べて「新型」と言 […]

羊水検査で陽性=中絶?立ち止まって考えてみませんか?

染色体異常の有無を確認する出生前診断を受ける理由は人によってさまざまです。 例えば「不妊治療の末に授かった子どもなので、出来るだけ事前に準備しておきたい」「高齢出産はダウン症の可能性が高いと聞いたので、なるべく早く検査しておきたい」「妊婦健診での超音波検査で首の後ろのむくみを指摘されたので、安心して出産を迎えたい」などです。 出生前診断の中でもよく知られているのは、羊水検査です。 羊水検査は、子ど […]

NIPT結果が陰性の意味とは?偽陰性の可能性は?

NIPT(non-invasive prenatal genetic testing、新型出生前診断)とは、2013年に臨床研究として運用が開始された、新しい出生前診断(出生前検査、出生前遺伝学的検査)です。 NIPTを受けると約1〜2週間後に結果を知ることができますが、結果は原則的には「陽性」または「陰性」ごくまれに「判定保留」のいずれかで返ってきます。 国内の認定施設でのNIPTの実績によると […]

niptの検査時期はいつ頃?その他の出生前診断の時期もご紹介!

お腹の中の赤ちゃんが正常に育っているか、心配や不安に駆られることもありますよね。 そのように考える妊婦さんの中で注目されているのが、出生前診断です。 特に最近では、全出生前診断のうち、4分の1の妊婦さんがNIPT(新型出生前診断)を希望しています。 とはいえ、出生前診断は予約をしてから結果を受け取るまでに時間がかかります。 せっかく検査を受けることを検討していたのにも関わらず、週数の関係で検査が受 […]

出生前診断の方法とは?検査ごとの精度やリスクなどはどう違うの?

妊娠中、赤ちゃんが病気や障害がなく、元気に生まれてきてくれるかどうか不安になったり、心配になることもありますよね。 そのように考える妊婦さんの中で、最近話題に上がっているのが「出生前診断」です。 出生前診断は、おなかの中の赤ちゃんの先天異常を調べる検査です。 出産前に、病気の有無を知ることで、治療の準備をしたり、分娩時に知るよりも、精神的な余裕を持つことができたり、赤ちゃんをお迎えする準備ができま […]

新型出生前診断を受ける条件とは?新指針の妊婦さんへの影響は?

新型出生前診断は、2013年に臨床研究として導入された新しい検査です。 導入されてからたった5年で、全出生前診断(出生前検査)の実施件数の約25%を占めるほど、急激に増加しています。 しかし、検査を受けるにはいくつかの条件が設けられていることはご存知ですか? 日本産科婦人科学会(日産婦)が設置した指針の元で検査を行なっており、その指針には一定の条件が課されています。 赤ちゃんが病気や障害がないか調 […]

胎児ドックとは?検査項目や費用、メリットデメリットなどをご紹介!

自分の子どもを妊娠し、元気に生まれてきてほしいと願う一方で、何か病気や障害があったら、と心配になる方も多いのではないでしょうか。 特に、高齢妊娠(高齢出産)と言われる35歳以上の妊婦さんや、妊婦健診で異常を指摘された方は不安が大きいと思います。 そのように考えている妊婦さんの中で、「胎児ドック」を検討されている方が増加しています。 胎児ドックとは、通常の妊婦健診ではわからない病気や障害などを、詳細 […]

40代の出産は高リスク?高齢出産における5大リスクとその対処法

晩婚化や女性の社会進出の影響で、分娩時の妊婦さんの年齢は年々上昇しています。 統計を見ると1975年には約5%ほどだった35歳以上の高齢で出産を迎える方が、直近の2017年では、30%を占めており、40代での出産を経験する妊婦さんも増加しています。 年齢が高くなると、妊娠出産にさまざまなリスクが伴うようになります。 「子どもが無事に生まれてきてほしい」と望む40代の妊婦さんにとって、危険性はできる […]

新型出生前診断の費用はいくら?検査費用には何が含まれているの?

新型出生前診断(以下NIPT)は妊婦さんの採血をした血液に含まれる、胎児に関連するDNAを分析して特定の染色体疾患などがないかを調べる、妊娠10週から受けられる出生前診断のひとつです。 出生前診断には母体血清マーカーテストや羊水検査など他にも種類はありますがその中でも採血のみで検査ができて妊婦さんや胎児への影響がほとんどないため、NIPTを受ける妊婦さんが増えています。 そこで気になるのがNIPT […]