NIPT(新型出生前診断)における規制とは?規制に縛られない注目のNIPT“Serenity”もご紹介!

NIPT(新型出生前診断)には法的な部分以外でさまざまな規制が敷かれています。具体的にどのような規制があるのかを解説するとともに、規制に縛られない注目のNIPT“Serenity”をご紹介します。

NIPTにおける規制とは?

現在、日本で採用されている一般的なNIPT(新型出生前診断)にはさまざまな規制が設けられており、検査を受けるためには、その規制をクリアしなければなりません。

具体的には、以下のようなものがあります。

※妊娠10~18週の期間内

※出産予定日時点で妊婦さんが35歳以上

※夫婦のいずれかまたは両方になんらかの染色体異常が見られる

※過去に染色体異常の胎児を妊娠または出産したことがある

こうした条件に当てはまらなければ、NIPTを受けることができないという規制があります。

また、たとえ上記の条件を満たし、NIPTを受けるための規制をクリアできたとしても、病院側が独自に定めている次のようなルールをクリアする必要があります。

※NIPTを受ける病院で分娩予定でなければならない

※かかりつけ医からの直接の検査予約および紹介状が必要

現在、日本で採用されている一般的なNIPTは、これまで臨床研究として規制され、ごく一部の病院などの施設でしか検査を受けることができませんでした。

2018年3月に日本でもNIPTが一般診療化することが発表されましたが、そうは言ってもまだまだ、日本でNIPTを実施している病院などの施設は少ないのが現状です。

こうした現状に加えて、分娩指定があるため、一般診療化してもしばらくはNIPTを受けることができない妊婦さんが増え続けていくことが予想されます。

また、NIPTを希望しても妊婦さんが直接予約できるものではなく、かかりつけ医が直接検査予約をしなければならない点や、紹介状が必要な点なども含めて、NIPTにおける規制は厳しいままというのが現状です。

規制に縛られないNIPT“Serenity”とは

一方で、日本には規制に縛られないNIPTがあるのをご存知でしょうか?

「妊娠10週以上」という条件を満たせば、現在日本で採用されている一般的なNIPTで規制されている「出産予定日時点で35歳以上の年齢制限」「分娩指定」「かかりつけ医からの予約や紹介状」なども必要なく受けることができる“Serenity”というNIPTです。

2004年以降、全ての妊婦さんが出生前診断を受けるよう求められているイギリスは「出生前診断先進国」と言われています。

“Serenity”は、そのイギリスにおいて、ラボとして正式に認可され採用されている、クーパーゲノミクス社のNIPTなのです。

“Serenity”の検査機関であるクーパーゲノミクス社は、着床前診断を初めて開発した研究機関のひとつであり、世界でも著名な科学者たちによって設立された検査機関です。

クーパーゲノミクス社では年間4万件を超える検査を実施しており、その実績は現在、日本で採用されている一般的なNIPTを提供しているシーケノム社の実績をも上回ると言われています。

さらに、イギリスでラボとして正式に認可され採用されていることからも、検査機関および“Serenity”の信頼性が高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

このように、日本には規制に縛られない“Serenity”というNIPTが存在するのです。

もう規制に悩まない!“Serenity”を受けるにはどうすれば良い?

今回は現在、日本で採用されている一般的なNIPTの規制について解説するとともに、規制に縛られないNIPT“Serenity”をご紹介してきました。

「妊娠10週なのに出産予定日時点で34歳なので受けられない」

「期間も年齢もクリアしたけれど分娩予定の病院でないため受けられない」

「かかりつけ医が検査の予約をしてくれない」

さまざまな理由でNIPTを受けられない経験をした妊婦さんは決して少なくありません。

NIPTを受け、妊娠中の胎児になんらかの染色体異常の可能性があると分かった場合、

※適切な分娩方法を選択することができる

※障害に対する知識や理解を深める時間を持てる

※生育環境を整える準備を始めることができる

※出生後すぐに治療に適切な治療を施せるよう医師に相談できる

など、出産までの時間を活かしてさまざまな準備ができます。

そのため、本来NIPTを希望する妊婦さんは全員、検査を受けられる環境であることが望ましいのではないでしょうか。

しかしながら、現在日本で採用されている一般的なNIPTにはさまざまな規制があるため、検査を受けたくても受けられない妊婦さんが増えているのが実情です。

こうした課題を一気に解消できる可能性がある“Serenity”ですが、現在日本でこの“Serenity”を採用しているのは、東京の八重洲セムクリニックと、大阪の奥野病院のみです。

規制によりNIPTを受けたくても受けられない妊婦さん、妊娠や出産に不安を抱えている妊婦さんは一度、病院に問い合わせしてみてはいかがでしょうか

産婦人科医 奥野幸彦 院長

医師監修:産婦人科医 奥野幸彦 院長

自己紹介

産婦人科医としてこれまで多くの相談を受ける中で、妊婦の方々がご出産までの約10ヶ間様々な不安な気持ちを抱えていることを知りました。そんな不安が少しでも減るように日々の治療・検査を通して妊婦の方々に向き合っていきます。

略歴

  • 1977年 大阪大学 医学部卒業
  • 1977年-1985年 大学病院・市民病院・救急病院などで勤務
  • 1986年 産婦人科・外科・内科を備える奥野病院を開院
  • 2000年 ジェンダークリニックを開院
  • 2017年 八重洲セムクリニックを開院

保有資格等

  • 日本医師会 認定産業医
  • 国際出生前診断学会会員
  • 日本産婦人科学会 認定医
  • 母体保護法指定医