新型出生前診断(NIPT)における妊婦さんの適用条件とは?より多くの妊婦さんが受けられる新しい新型出生前診断(NIPT)もご紹介

2013年より日本でも提供が開始された新型出生前診断(NIPT)、検査を検討している妊婦さんも多いのではないでしょうか?しかし現在、日本で一般的に採用されている新型出生前診断(NIPT)には検査を受けるための適用条件があります。

今回は、新型出生前診断(NIPT)を受けるにあたって妊婦さんに求められる適用条件を解説するとともに、より多くの妊婦さんが受けられる新しい新型出生前診断(NIPT)についてご紹介します。

新型出生前診断(NIPT)の適用条件とは?どんな妊婦さんが受けられる?

現在、日本で採用されている一般的な新型出生前診断(NIPT)は、これまで臨床研究としてごく一部の病院や施設でのみ実施されてきました。

2018年3月に一般診療化が決定しましたので、新型出生前診断(NIPT)を実施する病院や施設は今後増加してくるものと思われます。

そういった意味では「受けやすく」なってくるかもしれませんが、検査を受けるために妊婦さんに求められる適用条件は、まだまだ厳しいというのが現状です。

たとえば次のような適用条件が求められます。

※妊娠10~18週の期間内

※出産予定日時点で妊婦さんが35歳以上

※夫婦いずれか、または両方に、なんらかの染色体異常が見られる

※過去に染色体異常の胎児を妊娠、または出産したことがある

そのほか、病院や施設によっては、胎児超音波検査や母体血清マーカーテストで胎児に染色体異常の疑いがあると診断されたことがあるといった条件を設けているところもあるようです。

このように、新型出生前診断(NIPT)を受けるにあたっての適用条件は厳しく、「受けたくても受けられない」妊婦さんが多いという課題を抱えています。

これらの理由から、一般診療化されてもしばらくはこのような状況が続くことが予想されます。

新型出生前診断(NIPT)の適用条件以外に妊婦さんがクリアしなければならないハードルとは

NIPTには、上記でご紹介した適用条件以外にも、妊婦さんがクリアしなければならないハードルがあります。病院側が独自に定めている制限のため、どこで検査を受けるかによって違いはありますが、たとえば次のような制限です。

※新型出生前診断(NIPT)を実施する病院で分娩予定でなければならない

※かかりつけ医からの直接の検査予約および紹介状が必要

上記は一例ですが、このような制限を定めている病院は少なくありません。たとえ適用条件に合っていても、こうした病院側の独自の制限をクリアしなければ受けられない可能性があるということです。

新型出生前診断(NIPT)を受けて陰性の結果が出れば、1/200~1/300の確率で流産を引き起こすリスクのある羊水検査を避けることができますし、ほぼ安心できます。

万が一、陽性の結果が出ても、出産までの時間を有効に活用することで

※障害に対しての理解や知識を深めることができる

※出産後の生育環境を整えるための準備を始められる

※胎児の状態に最適な分娩方法を選択することができる

※出産後すぐに適切な治療を開始するための準備ができる

など、さまざまな「準備」の時間に充てることができます。

しかし、前述のように病院独自の制限があることなどから、適用条件を満たしていても受けられない妊婦さんは少なくありません。

ところが、適用条件や独自の制限もほとんどなく、より多くの妊婦さんが受ける機会を持つことができる新しい新型出生前診断(NIPT)が現在、日本にあることをご存知でしょうか?

厳しい適用条件を解消し、より多くの妊婦さんが受けられる新しい新型出生前診断(NIPT)

現在、日本で採用されている一般的なNIPTのような厳しい適用条件がなく、病院側の独自の制限も設定されていない新型出生前診断(NIPT)、それが八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している新型出生前診断(NIPT)です。

八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している新型出生前診断(NIPT)を受けるための適用条件はどうかと言いますと、

※妊娠10週以上

のみです。年齢制限や、夫婦いずれかまたは両方に染色体異常が見られるかどうか、あるいは過去に染色体異常の胎児を妊娠、出産したかどうかといった条件はありません。

病院側独自の制限であった分娩指定や、かかりつけ医からの直接の検査予約および紹介状も必要ありません。

つまり、妊娠10週以上という適用条件を満たした妊婦さんで、かつ妊娠や出産に不安を抱えている妊婦さんは、自ら予約し、検査を受けることができるのです。

こうした適用条件だけを見ても、従来の新型出生前診断(NIPT)より受けやすいことが分かりますが、それ以外に八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している“新型出生前診断(NIPT)”の検査対象の広さも注目を浴びています。

八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している新型出生前診断(NIPT)には “基本検査”と “全染色体検査”があり、検査内容は次のようになります。

基本検査

21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのほかモノソミーX(ターナー症候群)やクラインフェルター症候群などの性染色体異常の検査および、希望者には追加費用なしで性別判定が可能です。

全染色体検査

1~22番の常染色体すべてと性染色体異常の検査および、希望者には追加費用なしで性別判定が可能です。

従来の新型出生前診断(NIPT)は21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーについてのみしか調べることができませんが、八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している新型出生前診断(NIPT)はこのように検査の内容がより充実しています。

現在、日本でより新しい新型出生前診断(NIPT)を採用しているのは、東京の八重洲セムクリニックと、大阪の奥野病院です。

適用条件を満たせずに新型出生前診断(NIPT)を受けられない妊婦さん、適用条件は満たしたものの病院側の制限をクリアできず新型出生前診断(NIPT)を受けられない妊婦さんはぜひ一度、病院に問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

産婦人科医 奥野幸彦 院長

医師監修:産婦人科医 奥野幸彦 院長

自己紹介

産婦人科医としてこれまで多くの相談を受ける中で、妊婦の方々がご出産までの約10ヶ間様々な不安な気持ちを抱えていることを知りました。そんな不安が少しでも減るように日々の治療・検査を通して妊婦の方々に向き合っていきます。

略歴

  • 1977年 大阪大学 医学部卒業
  • 1977年-1985年 大学病院・市民病院・救急病院などで勤務
  • 1986年 産婦人科・外科・内科を備える奥野病院を開院
  • 2000年 ジェンダークリニックを開院
  • 2017年 八重洲セムクリニックを開院

保有資格等

  • 日本医師会 認定産業医
  • 国際出生前診断学会会員
  • 日本産婦人科学会 認定医
  • 母体保護法指定医