NIPT(新型出生前診断)を希望する妊婦さんが増えています。しかし、現在日本で採用されている一般的なNIPTには、検査を受けることができる期間が制限されているケースが少なくありません。
この記事では、NIPTは何週から何週まで受けられるのかを解説するとともに、10週以上なら何週かを気にせず受けられるNIPTも紹介します。
NIPTは何週から何週まで可能?

現在日本で採用されている一般的なNIPTは、妊娠10~18週の期間内に受けなければならないといった制限が設けられていることがほとんどです。
NIPTは、母体から採血した血液を分析することで、妊娠中の胎児に、
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワーズ症候群)
・13トリソミー(パトー症候群)
の疑いがないかどうか、調べることができるスクリーニング検査です。
従来行われてきた母体血清マーカーテストなど、血液による出生前診断と比べて、検査精度がきわめて高いことから、「新型」と名付けられて、区別されています。
日本で行われている一般的なNIPTの陽性的中率は、21トリソミーを例に挙げると、35歳で79.9%、40歳で93.7%と非常に高い検査精度であることが分かります。
ただし、わずかながら偽陽性の可能性もあるため、「陽性」の検査結果が出た場合、羊水検査など確定診断を受けることになります。
※羊水検査では母体に針を刺すことから、感染症のリスクや、1/200~1/300で流産を招くリスクがあります。
一方、陰性的中率においては99.9%と非常に高いことから、「陰性」の検査結果が出た場合、染色体異常の可能性はほぼないと考えられ、安心できる検査でもあります。
このことから、NIPTは流産のリスクがある羊水検査を避けることができる検査として、注目を浴びています。
しかし、「何週から何週まで」と期間が決まっているケースが多いことから、受けたくても受けられない妊婦さんが増えているのも事実です。
NIPTを受けられるのは何週までと制限されているのはなぜ?

前述のように、NIPTを実施して「陽性」の検査結果が出た場合、検査精度がほぼ100%である羊水検査などの確定診断を受けることになります。
この羊水検査を受けることができるのは妊娠15週以降となり、結果が出るまで通常2週間前後かかるのが一般的です。
また、日本では、人工中絶が可能なのは妊娠21週まで(22週未満)と決められています。
NIPTを受けて「陽性」の検査結果が出た妊婦さんで、羊水検査を実施し、その検査結果によって人工中絶を選択する場合、遅くとも妊娠18週までにNIPTを受けておかなければならないというのが「何週まで」と制限されている理由と考えられます。
しかしながら、現在日本で行われている一般的なNIPTは、採血の予約が非常に混雑しているうえ、採血までに2~3回の通院が必要になるケースも少なくありません。
採血の予約をした時点では妊娠18週未満でも、採血をする頃には18週を過ぎてしまう可能性が出てくるということは、知っておいたほうが良いでしょう。
10週以上なら何週でも受けられるNIPT

NIPTを受けて胎児に何らかの染色体異常の疑いがあると分かれば、出産までの時間をさまざまな準備期間に充てることができます。
・胎児の状態によって最適な分娩方法を選択できる
・胎児の状態によって最適な分娩方法を選択できる
・出生後すぐに適切な治療を開始できるよう相談できる
・障害に対する知識や理解を深めるための時間が持てる
・出生後の生育環境を整えるための準備ができる
・治療費など将来的な費用の工面を始められる
・同じような境遇の家族と出会いコミュニケーションが図れる
「どのような結果でも人工中絶を選択するつもりはないのに、何週という制限によってNIPTが受けられない」となれば、こうした準備に取りかかることすらできなくなってしまいます。
そこで紹介したいのが、八重洲セムクリニック(東京)と奥野NIPTセンター(大阪 奥野病院内)が提供している新型出生前診断(NIPT)です。
妊娠10週以上で不安を抱えている妊婦さんであれば、年齢制限や何週までといった期間を気にせず受けることができます。
また、八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターが提供している新型出生前診断(NIPT)は1回の来院で採血まで可能なため、何度も通院する負担がありません。
検査結果の通知も、一般的なNIPTが採血から2週間程度かかってしまうのに対し、八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターが提供している新型出生前診断(NIPT)は平均10日程度(遅くとも12日程度)で通知されます。
八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターが提供している新型出生前診断(NIPT)には、
妊娠10週以上であれば、何週かを気にせず受けられる
1回の来院で採血まで可能
検査結果も一般的なNIPTより早い
こうした特徴があります。
なお、八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターが提供している新型出生前診断(NIPT)では、万が一「陽性」の検査結果が出た場合、羊水検査を無料で受けることができます。
そのため、経済的負担も大きく減らすことができます。
NIPTを考えている妊婦さんや、「何週」という制限によって受けることができなかった妊婦さんは、八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターが提供している新型出生前診断(NIPT)を検討してみてはいかがでしょうか?
安心してNIPTを受診するためには病院選びが大切

産婦人科医のNIPT予約センター(八重洲セムクリニック[東京]・奥野NIPTセンター[大阪 奥野病院内])は、総検査数10,000件を超える豊富な検査実績と充実したアフターサポートにより多く方に選ばれています。
■NIPTの検査実績
2016年より年齢制限のないNIPTを提供し、日本国内の医療機関でNIPT総検査数10,000件を超える実績をもつ専門医療機関です。
■NIPTに対する高い専門性
出生前診断歴45年を超える産婦人科専門医かつ国際出生前診断学会であるInternational Society for Prenatal Diagnosis: ISPD会員の医師が検査を担当します。
■羊水検査が可能
陽性だった場合の羊水検査の実施も当院にて可能です。他院で受ける必要はありません。(※人工中絶手術も当院にて可能です。)
■国際医療輸送の実績
血液検体の輸送は、国際医療輸送の専門企業が担当します。検体紛失や取り違いは1度もありません。
まずは専門医によるカウンセリングにてお気軽にご相談ください。
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