妊娠6ヶ月でも受けられるNIPT(新型出生前診断)「ベリファイ」とは?検査内容など詳しくご紹介

妊娠6ヶ月というと、羊水の中で胎児が元気に動き回るたびに胎動を感じ、妊娠や出産に対して実感が湧いてくると共に、健康で生まれてきてくれるかといった心配も同時に出てくる時期ではないでしょうか。

この記事では、妊娠6ヶ月でも受けられるNIPT「ベリファイ」について詳しく紹介していきます。

NIPT(新型出生前診断)は妊娠6ヶ月でも受けられる?

NIPT(新型出生前診断)は、母体から採血し、その成分を解析することで、妊娠中の胎児に「21トリソミー(ダウン症候群)」「18トリソミー(エドワーズ症候群)」「13トリソミー(パトー症候群)」といった染色体異常の疑いがないかどうか、調べることができる検査です。

現在、日本で行われている一般的なNIPTは、検査を受けることができる時期が「妊娠10~18週の期間内」に制限されています。

※NIPTを実施している病院や施設によっては、15週6日まで、16週まで、といったように制限が異なるケースもあります。

妊娠6ヶ月は20~23週となることから、6ヶ月の妊婦さんは一般的なNIPTを受けることができません。

しかし、妊娠6ヶ月であったとしても、子供が健康に生まれてくるかどうか、気がかりになってしまう妊婦さんも少なくないのが現状です。

万が一、何らかの染色体異常を抱えている可能性がある場合でも、出産までの時間をさまざまな準備に充てることができるため、妊娠6ヶ月でも受けたいと思う妊婦さんもいらっしゃいます。

そこで、妊娠6ヶ月でも受けられる「ベリファイ」というNIPTを紹介します。

妊娠6ヶ月でも受けられるNIPT「ベリファイ」

ベリファイは、東京の八重洲セムクリニックと、大阪の奥野病院で採用されているNIPTです。

現在、日本で行われている一般的なNIPTとは異なり、「妊娠10週目以降」で単胎または双胎妊娠の妊婦さんであれば、リミットを気にせず受けることができます。つまり、6ヶ月の妊婦さんでも受けることができる訳です。

ベリファイと一般的なNIPTとの違いは、それだけではありません。例えば、以下のような違いがあります。

1.検査の内容

一般的なNIPTは「21トリソミー(ダウン症候群)」「18トリソミー(エドワーズ症候群)」「13トリソミー(パトー症候群)」の3種類の染色体異常についてしか、調べることができません。しかし、ベリファイには次のような検査があります。

・基本検査

21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーに加えて、モノソミーX(ターナー症候群)やクラインフェルター症候群など、性染色体異常についても調べることができるほか、性別判定も開示してくれます。

・全染色体検査

1~22番の常染色体すべてと、性染色体異常について調べることができるほか、性別判定を開示してくれます。

・微小欠失検査

1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、15q11.2欠失症候群、22q11.2欠失症候群について検査することができます。

なお、八重洲セムクリニックと奥野病院が提供している新型出生前診断(NIPT)「ベリファイ」では、全染色体検査や性別の検査も検査項目に含まれおり、より多くの情報を得ることができることがわかります。

2.検査精度

21トリソミーを例に、母体年齢別に検査精度を比較してみると、このようになります。

・ベリファイ

母体年齢 陽性的中率 陰性的中率
30歳   94.1%   99.99%
35歳    97.6%   99.99%
40歳    99.3%  99.99%

陰性的中率こそ変わりませんが、陽性的中率にはこのように大きな差があります。

3.制限

一般的なNIPTは、検査を受けるにあたってさまざまな制限が設けられています。

・妊娠10~18週の期間内
・出産予定日時点で35歳以上
・夫婦いずれかまたは両方に何らかの染色体異常が見られる
・過去に染色体異常を持つ胎児を妊娠、出産したことがある

その上、病院側が独自に、次のような制限を設けていることがあります。

・NIPTを受ける病院で分娩予定でなければならない

・かかりつけ医からの直接の検査予約および紹介状が必要

一方のベリファイは
・妊娠10週目以降で単胎または双胎妊娠の妊婦さん

という制限しかありません。

4.採血の予約

一般的なNIPTは、採血までに2~3回の診察が必要なところが多く、採血の予約自体も非常に混雑しているため、予約が取りづらいというケースも珍しくありません。

一方のベリファイは、1回の来院で採血まで可能なため、時間的な負担はもちろん、何度も通う身体的な負担も少なくて済みます。

ベリファイは、現在日本で行われている一般的なNIPTと比較すると「より妊婦さんが受けやすいNIPT」であると言えます。そのため、妊娠6ヶ月の妊婦さんでも、安心して受けられます。

6ヶ月の妊婦さんはベリファイを検討してみては?

今回は、妊娠6ヶ月の妊婦さんでも受けられるベリファイについて、詳しく紹介してきました。現在、日本で行われている一般的なNIPTでは、検査の結果通知が2~3週間程度かかるのに対し、ベリファイは平均10日程度で通知されます。

そのため、結果を待つ間の不安が軽減され、また結果が出てから、次にどういった行動をすれば良いかも早めに決断することができます。

妊娠10~18週の期間を過ぎてしまい、NIPTを受けることを諦めてしまった妊婦さんや、6ヶ月目でも受けられるNIPTをお探しの妊婦さんは、八重洲セムクリニックと奥野病院のベリファイを検討してみてはいかがでしょうか?

産婦人科医 奥野幸彦 院長

医師監修:産婦人科医 奥野幸彦 院長

自己紹介

産婦人科医としてこれまで多くの相談を受ける中で、妊婦の方々がご出産までの約10ヶ間様々な不安な気持ちを抱えていることを知りました。そんな不安が少しでも減るように日々の治療・検査を通して妊婦の方々に向き合っていきます。

略歴

  • 1977年 大阪大学 医学部卒業
  • 1977年-1985年 大学病院・市民病院・救急病院などで勤務
  • 1986年 産婦人科・外科・内科を備える奥野病院を開院
  • 2000年 ジェンダークリニックを開院
  • 2017年 八重洲セムクリニックを開院

保有資格等

  • 日本医師会 認定産業医
  • 国際出生前診断学会会員
  • 日本産婦人科学会 認定医
  • 母体保護法指定医