「NIPT(新型出生前診断)検査を受けようと思っているけれど……」
「どのクリニックを選べば良いのか分からない……」
と悩んでいる方へ向けて、
八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターのNIPTの特徴と他院との比較を通して、どんな基準で選べばいいのか、何が違うのか、選ぶ際の注意点などを解説します。
- どんな人がどこで受けているのか
- その理由はなぜか
- クリニックによって何が違うのか
- なぜ金額や検査内容が違うのか
NIPT(新型出生前診断)検査を受けようと思っているけれど、分からないことが多いと悩んでいる方の、少しでもお役に立てますと幸いです。
NIPT(新型出生前診断)が受けられる場所は様々

NIPTとは、妊婦さんから採血した血液から、胎児の染色体異常を調べる検査です。
NIPT(新型出生前診断)について詳しく知りたい方はこちら(リンク「NIPTとは」)
採血だけであれば、どのようなクリニックでも対応可能であるため、施設によってそのサービスにはバラつきがあります。
- 「認可施設であるかどうか」
- 「検査実績はどの程度か」
- 「遺伝カウンセリングを実施しているかどうか」
- 「羊水検査を受けられるか」
- 「検査項目や検査会社」
- 「検体輸送の実績」
- 性染色体の異常や性別判断が行えるか
- 1~22の他の常染色体異常も検査できるか
- 微小欠失症候群(染色体の遺伝子が欠失することによる疾患)の検査ができるか
- 検査前のカウンセリングや相談が可能か
- 万が一陽性だった時のサポートがあるか(または有償か)
- 万が一陽性だった時に確定検査が無償で受けられるか
などなど、、
クリニックによって異なるポイントは様々で、悩んでしまうのも当然です。
そこで今回は当センターのNIPTと一般のNIPTとの比較を通して、検査施設選びのポイント、注意点などを解説していきます。
NIPTは受けて終わりという検査ではなく、結果によってその後の対応や準備を変えるための大切な検査のため、当センターだけではなく、妊婦さんそれぞれの事情に合った病院選びをして頂くことが重要です。そのため、検査を受ける病院の検査実績や、検体の取り扱い、万が一陽性だった時のフォローが充実しているかなど、その病院がきちんと対応をしてくれるかが非常に重要となります。
費用とプラン❘他院との違い
NIPTの一般的な費用は15万円から30万円であり、検査可能な項目やアフターフォローなど病院のプランによってバラつきがあります。
安心してNIPT(新型出生前診断)を受検するためには、高い・安いだけではなく、どのようなプランだからその価格なのか、その理由までをしっかりと検討する必要があるでしょう。
八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターの価格とプランは下記です。(2023年3月現在)
基本プラン・金額 | 検査できる疾患 |
---|---|
◆基本検査 215,600円 | 13,18,21番 性染色体 |
◆全染色体検査 242,000円 | 1~22番染色体 性染色体 |
◆全染色体検査+微小欠失検査 253,000円 | 1~22番染色体,1p36欠失症候群,5p欠失症候群,22q11.2欠失症候群, 性染色体検査(及び性別判定),4p欠失症候群,15q11.2欠失症候群 |
現在「無認可」と呼ばれる施設では、当センターよりも安価で受けられるプランも多く存在しています。ご予算感も含め、ご自身の条件に合うクリニックを選択して頂く事が一番です。
プランについて
現在国内で提供されているNIPTの多くは13番、18番、21番の染色体のトリソミー(正常な状態よりも1本多い状態)の検査を基本プランとしています。それぞれパトー症候群(13トリソミー)、エドワード症候群(18トリソミー)、ダウン症候群(21トリソミー)と呼ばれており、出生可能な常染色体異常とされています。
これらを判別し、出産までに必要な準備を行えることが、NIPT最大のメリットとなります。
認可施設と呼ばれる施設では、この3つの染色体の異常だけを判別する検査を提供しています。
各クリニックのプランの違い
検査内容に加えて、陽性時サポートや確定検査である羊水検査が受けられるかなどにより、各クリニックのプランと料金は決定されます。
当院のプランはどのプランであっても事前相談や陽性時サポートは全て無償です。これは精度が高いとされるNIPTも非確定検査であるため、陽性時には費用の発生を心配することなく、カウンセリングや確定検査を受けて頂くことが大切と考えているためです。
日本で初めて年齢制限のないNIPT提供をはじめた実績

八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターは、日本初の無認可施設としてNIPTの提供を開始した医療機関です。 多くの妊婦さんの不安を解消したいと、2016年より当時の日本産婦人科学会が示していた年齢制限を廃し、 誰でも平等に受けられるNIPT(新型出生前診断)の提供を開始しました。
想いに共感して頂いた多くの方のご支援により、現在では総検査数10,000件以上の実績を持つに至ります。
全体の検査数実績では現在、当院を超える検査機関も存在しますが、クリニック単体では現在でも日本でトップクラスの件数実績・症例をもっており、当初から変わらず国際出生前診断学会の会員で、出生前診断歴45年を超える産婦人科医が検査を担当しています。
八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターの3つのこだわり
検査機関についてのこだわり
当クリニックのNIPTは、NIPT開発国である米国のベリナタヘルス社(Verinata Health, Inc.)へ委託し、最新の検査を提供しています。前述の微小欠失症候群を検査可能としたベリナタ法という培養方法の特許を持ち、多くの論文発表と検査機器開発の実績を持つイルミナ社(Illumina, Inc.)の100%子会社です。
現在日本でNIPTを提供する検査機関もありますが、多くはイルミナ社の機器を輸入して検査を行っています。
アフターフォローに関するこだわり
前述した通り、八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターでは、陽性時のカウンセリングは無償で行います。万が一陽性だった場合の羊水検査も同クリニックにて実施が可能です。他院で受ける必要がなく、確定検査まで一貫したサポートを行います。
他の無認可施設では、陽性時のサポートが別途有償のプランも存在しますが、費用の有無に関係なく、陽性時にはカウンセリングや確定検査を受けて、しっかりとしたサポートを受けることを強くおすすめしています。
検体輸送についてのこだわり
血液検体の輸送に関しても無認可施設ではトラブルが発生する場合があります。当院では、血液検体の輸送は国際医療輸送の専門企業が担当しており、検体紛失や取り違いは1度もありません。
寄せられたご相談の中には、他の無認可施設で検査を受けた結果、輸送時に税関で止められてしまったといった驚きのご相談もございました。
大切な検査だからこそ、クリニックがちゃんとしているか、アフターフォロー等のプランが合っているかに加え、検査場への輸送まで一貫して品質を保っているのかについても注意してご検討頂くことが大切です。
当センターのNIPTについて、より詳しく知りたい方は、下記バナーから詳細をご覧ください。